PyCon mini 東海のロゴ

2024.11.16 @名古屋

開催概要

PyCon mini 東海 2024は、名古屋で開催される技術カンファレンスです。全国各地から人々が集まりやすい東海地方で、Pythonについて学び、日本各地のPythonistaと交流できる場を提供することを目指しています。

このカンファレンスでは、キーノートやトーク発表に加えて、実際に手を動かして学べるワークショップを含めた、様々な人に満足いただける内容を企画する予定です。

ぜひ名古屋でPythonの魅力を楽しみましょう。皆さんのご参加をお待ちしています!

開催日 2024年11月16日 (土)
会場 中日ホール&カンファレンス
主催 PyCon mini 東海 実行委員会
共催 一般社団法人PyCon JP Association

会場案内

中日ホール&カンファレンス

中日ビル入館後、エスカレーターまたはエレベーターにて6Fにお越しください。 アクセスの詳細は中日ホール&カンファレンスのWebサイトをご覧ください。

住所 愛知県名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル6F
電車 名古屋市営地下鉄東山線・名城線「栄」駅または名鉄瀬戸線「栄町」駅から「栄 森の地下街」13番出入口直結
周辺の駐車場・駐輪場をご利用ください

キーノート

キーノートスピーカーの小田切 篤 (@aodag) 氏のプロフィール写真

小田切 篤 (@aodag)

Python使って四半世紀弱、もはや手足がPython。 株式会社オープンコレクター所属。 大学時代にHow To Become A HackerをきっかけにPythonを使い始め、それがオープンソース等のコミュニティー活動を始めるきっかけとなった。 名古屋で働きながらコミュニティ活動後、2010年に転職とともに東京に移動。 株式会社ビープラウドを経て2016年株式会社オープンコレクターに転職。 名古屋で食べたいのはヨコイのミラカン。 手羽先は風来坊のほうが好き。

著書/訳書:『パーフェクトPython[改訂2版](2020技術評論社)』

タイムテーブル

※タイムテーブルは左右にスクロールできます。

  • 時間
  • 9:30

  • 10:00

  • 10:25

  • 11:15

  • 11:30

  • 12:00

  • 12:30

  • 14:00

  • 14:30

  • 15:00

  • 15:30

  • 15:45

  • 16:15

  • 16:45

  • 17:00

  • 17:20

  • 18:30

×
キーノート

10:25~11:15

キーノート

小田切 篤 (@aodag)

小田切 篤 (@aodag)
Python使って四半世紀弱、もはや手足がPython。

株式会社オープンコレクター所属。
大学時代にHow To Become A HackerをきっかけにPythonを使い始め、それがオープンソース等のコミュニティー活動を始めるきっかけとなった。
名古屋で働きながらコミュニティ活動後、2010年に転職とともに東京に移動。
株式会社ビープラウドを経て2016年株式会社オープンコレクターに転職。
名古屋で食べたいのはヨコイのミラカン。
手羽先は風来坊のほうが好き。

著書/訳書:『パーフェクトPython[改訂2版](2020技術評論社)』
トーク

11:30~11:55 (発表20分・質疑応答5分)

Python開発の変遷をPythonプロフェッショナルプログラミングの改定の歴史から知る

鈴木 たかのり

私が所属するビープラウドが執筆する「Pythonプロフェッショナルプログラミング」は2012年の初版から改定を繰り返し、2024年に第4版が出版されました。

本書には、ビープラウドがPythonでの開発を行う上での、当時のノウハウがまとめられています。版を重ねる中で、書籍からさまざまな内容が削除、変更、追加されています。

本トークでは書籍の改定によって変更された内容を紹介しながら、Pythonでのチーム開発の歴史や進歩、変わったもの変わらないものについて見ていき、自身のプロジェクトに活用できる内容を知ることができます。
鈴木 たかのり
一般社団法人PyCon JP Association代表理事、株式会社ビープラウド取締役 / Python Climber

部内のサイトを作るためにZope/Ploneと出会い、その後必要にかられてPythonを使い始める。PyCon JPでは2011年1月のPyCon mini JPからスタッフとして活動。PyCon JP 2024共同座長。 他の主な活動は、Pythonボルダリング部(#kabepy) 部長、Python mini Hack-a-thon(#pyhack) 主催など。

各国PyConやPython Boot Campで訪れた土地で、現地のクラフトビールを飲むことが楽しみ。 フェレットとビールとレゴが好き。趣味は吹奏楽(トランペット)とボルダリング。

twitter: @takanory
website: slides.takanory.net
トーク

12:00~12:25 (発表20分・質疑応答5分)

pytestでRust製CLIをe2eテストしてみよう

Kazuya Takei (attakei)

Rust製のようなバイナリビルドされたCLIツールに対して、「Pythonでe2eテストを用意することで担保しよう」という試みを紹介します。

RuffやuvといったRust製のPython向けツールを目にする機会も多くなってきています。
あなたも、実行速度優位な場面ではPython以外を選択するときが来るかもしれません。
一方で、手を出し始めた言語というものは実装は勢いで書けてもテストのような品質担保の領域まで手が回らないことがあるでしょう。
この発表では表題の通り、「品質担保を慣れた言語で書く」ことで新しい挑戦をフォローするアプローチを実践します。

Kazuya Takei (attakei)
株式会社ニジボックス所属のソフトウェアエンジニア。
案件横断での技術フォローを行いつつ、社内取り込みのためにあれこれイジってる。

プライベートでは、docutils/Sphinxの拡張ライブラリをあれこれ作っている。
代表例はSphinxでプレゼンテーションを行うためのライブラリ "sphinx-revealjs"

https://x.com/attakei
https://bsky.app/profile/attakei.dev
https://github.com/attakei
トーク

14:00~14:25 (発表20分・質疑応答5分)

Pythonはどうやってlen関数で長さを手にいれているの?

清水川 貴之

Pythonには文字列やリストなど、長さをもつオブジェクトがあります。長さを手に入れるには、文字列なら、name.length ではなく len(name) のようにlen関数を使います。
len関数はどうやってnameに入っているオブジェクトの長さを手に入れているのでしょうか。
if文にはTrue/Falseとなる条件式を指定しますが、それだけでなく文字や数字、自分で作ったデータ型も渡せます。
if文はどうやって与えられたオブジェクトがTrueなのかFalseなのかを手に入れているのでしょうか。
この発表では、Pythonのプログラムがどうやって必要な情報を手に入れているのか、また、自分で実装するときにどう実装すればlen()やif文やfor文に指定できるのかを説明します。
清水川 貴之
株式会社ビープラウド所属。
一般社団法人PyCon JP Association会計理事。
2003年にZope2をきっかけにPythonを使い始めた。最近では、Python Boot CampでイベントでPython講師を務め、日本各地でPythonを広める活動を行っている。Python mini Hack-a-thonやSphinx-users.jpなどPython関連イベント運営のかたわら、カンファレンスや書籍、OSS開発を通じて技術情報を発信している。

著書/訳書:『エキスパートPythonプログラミング 改訂4版(2023 アスキードワンゴ)』『独学コンピューターサイエンティスト(2022年 日経BP社)』『Sphinxをはじめよう第3版(2022 オライリー・ジャパン)』『自走プログラマー(2020年 技術評論社刊)』『独学プログラマー(2018 日経BP社刊)
トーク

14:30~14:55 (発表20分・質疑応答5分)

Python(PYNQ)がテーマのAMD主催のFPGAコンテストに参加してきた

misoji engineer

この発表では、AMD主催の「AMD Pervasive AI Developer Contest」に参加した経験を中心に、Pythonを使った FPGA + AIの開発についてお話しします。
PYNQというPythonのフレームワークを使って、「360°の画像認識 + ロボットカー」をコンテストでは開発しました。
具体的に使用したプラットフォーム、開発中に直面した課題を乗り越えるための工夫について紹介する予定です。
(筆者含めて)普段の仕事ではソフトウェアと関係のない方でもPythonを使うことで、FPGA + AIなどのテーマに対して比較的簡単かつ速くデバッグ・開発できる内容を説明します。
参加者の皆さんにとってPyhonやFPGAの技術に挑戦するきっかけとなるような発表を目指しています。
misoji engineer
国内メーカのハードウェアのエンジニアです。(一般的なサラリーマンです)
人が少ない部署のためCPU・モータ・電源と何でも開発設計する日々を送っています。
個人的な休日の勉強・成果を、ブログをメインにアウトプットしています。

ブログ
https://misoji-engineer.com/
SNS
https://x.com/misoji_engineer
GitHub
https://github.com/iotengineer22
Youtube
https://www.youtube.com/@misojiengineer1104
トーク

15:00~15:25 (発表20分・質疑応答5分)

Google Colaboratoryで試すVLM

高橋 かずひと

VLM(Vision-Language Model)とは、画像とテキストを取り扱うマルチモーダルなAIです。
少し前までは、OpenAIのChatGPTで使用できるGPT-4Vのようなクローズなモデルが主でしたが、 最近ではオープンでローカルでも動作させることのできるVLMが続々と発表されています。
本発表では、それらの中からいくつかをピックアップし、Google Colaboraotry上で動かします。
また、それらの特徴や実行例、ケーススタディをご紹介予定です。
高橋 かずひと
愛知のソフトウェアハウスにて、2009年から13年組み込み開発、IoT開発、その他AIやAWSを用いたPoC開発に従事
2022年から東京の企業(リモート勤務)にて、画像処理をメインにAIを用いたプロダクトの開発に従事し、現在に至る
GitHub(https://github.com/Kazuhito00)やX(https://twitter.com/KzhtTkhs)にて、日々試したサンプルなどを公開
トーク

15:45~16:10 (発表20分・質疑応答5分)

asgirefのクラスasgiref.local.Localは何のためにあるのか?

筒井 隆次

asgirefとは、ASGIアプリケーション(非同期処理を行うアプリケーション)を開発しやすくするPythonパッケージです。Djangoコミュニティが開発しています。
このパッケージには、asgiref.local.Localというクラスがあります。ソースコードのdocstringには""Local storage for async tasks.""と書かれていることから、非同期処理で使うクラスなのは想像できますが、具体的な用途は思いつかない人が多いのではないでしょうか。
このトークでは、実際に私が開発でasgiref.local.Localを使った経験から、asgiref.local.Localの用途や内部の仕組みについて解説します。
筒井 隆次
- 1974年10月13日生まれ
- 北海道出身

住宅販売営業を経て2000年に社内SEとしてIT業界に従事。
2011年まではJava、PHPがメイン言語だったが、新しい言語に挑戦しようと思い、幾つか学ぶ中でPythonに出会う。
Pythonの言語仕様の簡潔さとコミュニティ活動の活発さに惹かれ、現在までメイン言語として活用している。
現在はさくらインターネット株式会社に所属。Djangoを使ったWebサービス開発に従事している。
PyCon JP 2012、PyCon APAC 2013、PyCon JP 2014、PyCon JP 2024スタッフ。

- 著書:
- Pythonエンジニア育成推進協会監修 Python実践レシピ(https://gihyo.jp/book/2022/978-4-297-12576-9)(共著)
トーク

16:15~16:40 (発表20分・質疑応答5分)

ReflexによるPython onlyでの高速なWebアプリケーションプロトタイピング

川瀬 弘嗣

プロダクト開発における仮説検証やちょっとしたひらめきの具現化など、Webアプリのプロトタイプを簡単かつ高速に実装したい場面ってありますよね。
しかし、その実現に必要な技術が無く、ハードルが高いと感じることはありませんか?
例えばフロントエンド開発の経験がない方にとっては、フレームワークやツールの選定、設定、習熟など、超えるべきハードルが多々あると感じられるでしょう。
そこで本セッションでは、Pythonのみで汎用的なWebアプリケーションを開発することができる、Reflexというフレームワークを紹介します。
参加者の皆さんには、Reflexのコンセプトや仕組み、簡単なサンプルアプリの解説を通じて、Reflexの大枠を提供します。加えて、Streamlitとのコードや得意なユースケースの比較、実際のプロトタイピングでReflexを活用して得た知見を共有します。

川瀬 弘嗣
2016年からNTTコミュニケーションズにてバックエンドエンジニアとして、主にクラウドやネットワークサービスのオーケストレーションを通じたサービス開発に従事。
バックエンドの開発を主軸としつつ、サービスの磨き込みのためのデータ収集や分析、エンジニア育成施策の企画や運用を行っている。
ワークショップ

11:30~12:30

Streamlitで作るRAGチャットアプリ

ちひろ

Streamlitを利用することでPythonベースのWebアプリが簡単に立ち上げられます。
このハンズオンではStreamlitを紹介しつつ、昨今流行の生成AIでのRAGアプリケーションを作ってみます。
ちひろ
名古屋で製造業向けSEをやっています。
昔からあるシステムの保守維持やユーザー業務のCICD化のような現場に根差した業務を主にやっていました。
最近は珍しくモダンな生成AI周りの業務ができ、とても新鮮な気持ちでお仕事させてもらっています。
言語はPython、C#あたりをメインで扱ってきました。
ワークショップ

14:00~15:30

pytestを使ったテスト駆動開発を体験してみよう

nikkie

テスト駆動開発の入門ワークショップです。
Pythonでスクリプトは書けるようになってきたけれど、まだテストを書いたことがないという方が主な対象です。
FizzBuzzを題材に、pytestでのテストの書き方を知り、テスト駆動開発の様子を体験していただきます。
ご自身のPython環境をお持ちください(最終手段として、ブラウザとGitHubアカウントさえあればワークショップができるように準備はします)

私自身いまの職場に転職したのをきっかけにテストコードを書き、テスト駆動開発が習慣になりました。
動いているスクリプトやアプリケーションに手をいれるときに「どこか壊していないかな」と不安だったのが、テスト駆動開発ができるようになったことで不安は払拭されました。
この世界の一部を体験していただけたらと思います。

nikkie
株式会社ユーザベースの機械学習エンジニア。Pythonを書いて最近はLLMと戯れている。
Pythonで作った小さなソフトウェアをいくつか公開している。代表作:https://github.com/ftnext/sphinx-new-tab-link
ブログを技術記事を中心に毎日書いて650日経過
https://nikkie-ftnext.hatenablog.com/
https://x.com/ftnext
毎月のみんなのPython勉強会スタッフ。PyCon JP 2021座長
ワークショップ

15:45~16:45

ノーコードデータ分析ツールで体験する時系列データ分析超入門

丹野 良介

ビジュアルプログラミングとデータ分析を題材にして、Pythonを用いた時系列データ分析を体験して頂きます。

データ分析は、多くのビジネス現場で重要になっており、効果的な意思決定を支援します。 しかし、「データ分析って難しそう」「プログラミングはちょっと…」 そう感じている方は少なくありません。一方で、ノーコードツールの登場により、データ分析はもはや専門家だけの領域ではなくなりました。

本ワークショップでは、データ分析の実シナリオを題材にして、AIモデルの構築から評価までを体験します。ハンズオンにはNode-AI ( https://app.nodeai.io/ ) の無料枠を利用し、ブラウザでアクセスできる個人端末をご用意ください。

※ワークショップでアカウント作成から行うので、事前準備はしなくても大丈夫です!

本ワークショップを通じて、データ分析を体験してみませんか?

丹野 良介
NTT CommunicationsのR&D部門であるイノベーションセンター所属のリサーチエンジニア。
データ分析Webアプリケーション開発、データ分析コンサルティング、AI 人材育成の関連業務に従事。
最近では、自社開発しているノーコード時系列データ分析ツール「Node-AI」を活用したAI人材育成に関して方法論を模索中。

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行動規範

PyCon mini 東海 2024のすべての参加者 (参加者、発表者、スタッフ、スポンサーなどを含む) は、PyCon mini 東海 Code of Conductを守る必要があります。

スタッフ

PyCon mini 東海はボランティアスタッフによる活動で運営されています。 本イベントの開催までにはまだまだたくさんの準備が必要です。 開催準備・運営に興味や質問のある方は、ぜひ下記のお問い合わせのメールへ連絡してください。

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本イベントに関するお問い合わせは pycon.mini.tokai@gmail.com までお願いいたします。ボランティアによる運営のため、返信まで時間を要する場合があることをご了承ください。